今ではスマートホンやパソコンの普及率も増えそんな即決営業や悪質な手口に騙されるひとはいないだろうと思われる方も多いのですが、消費者センターに寄せられる相談件数は年間100万件前後、1日あたり2700件ほどの被害相談が入っています。
金額が少額な為諦めてしまう方、騙されていることに気付いていない方、直接その業者に連絡をとり解約の手続きなどをされた方は消費者センターの件数にはカウントされていませんので、実際には2700件の数倍規模で被害があるのです。
消費者目線では被害件数ですが、悪質業者側からすると稼いだ件数という見方になります。
これだけ稼げるからこそなくならない業態なのだとわかります。
一般的な業者で
価格50万円 利率20%の商材として利益は10万円
同じ商材を悪質な業者は
価格100万円 利益60万円
となる訳です。
これが悪質な訪問販売企業がなくならない理由です。
次回はどういった方が騙されてしまうのか、効果のある対策・ない対策をお話しようと思います。