訪問販売を考える その3

~被害に合い易い方の特徴と対策~

スマートホンやPCの普及率が上がっていくなかで、なぜ法外な金額で契約してしまったり、
騙されたりしてしまうのでしょうか。
市場調査をし、実際に被害に合われた方や、訪問販売経験者から聞いた内容などをまとめてありますのでお話していきたいと思います。


まず被害に合い易い方の特徴ですが
・友達付き合いが少ない
・身内とほとんど連絡をとっていない
・ご近所付き合いがない

・心配性
・寂しがり屋
・人情味に厚い
・めんどくさがり

こういった項目に複数当てはまる方、特に赤字部分に当てはまる方は注意が必要です。

悪質な業者は100人居るうちの100人を口説こうとはしません。
100人のうちの1人を口説く為の販売トークを組み立ててきます。
赤字の項目に当てはまる方はその販売トークの枠に嵌め込みやすいのです。

健康食品の販売例でお話します。

大多数の方は上記のような販売員が来ても断れると思います。
ですが、販売員は断れるひとを狙って来ていません。
断られない100人に1人を口説きに来ているのです。

これを読まれている方自身もそうですが
身内の方などもこういった被害に合わないか心配ですよね。
ではどういった対策をするか、です。
正直な事を言いますと営業をかけられてしまった時点で完全に防ぐのは不可能だと思います。
それほどに手口は巧妙化しています。

大事なのは抑止力です。
いかにして狙わせないか。これに尽きます。
狙われなければ被害は100%防げます。

次回、最終回です。
なぜKIZNAは抑止力として成り立つのか。
訪問販売や特殊詐欺などの業界の成り立ちにも関係してくるお話を次回お伝えしたいと思います。