訪問販売を考える その4

~KIZNAの目指すところ~

今回で訪問販売を考えるのパートが最終回になります。
なぜKIZNAは抑止力として成り立つのか、HP内のKIZNA抑止力のワケと内容が重なる部分もありますが、お伝えしていこうと思います。

まず前回の最後で少しお話しましたが、訪問販売やオレオレ詐欺などの成り立ちですが、
両者共、なにも関係なかった人が急に思いたち、

「そうだ、訪問販売をしよう」
「そうた、オレオレ詐欺で稼いじゃおう」

のようになることはノウハウもないので、まずありません。

どういうことかと言いますと、以前にそれに近しい業界で仕事をしていたひとが、
独立する流れが1つ。

そういった業者の上のひとの指示を受けて会社を起こし、雇われ代表のような形での
スタートする流れが1つ。

業者の生い立ちを追っていくとほぼこの2つの流れにいきつきます。

このことがどうしてKIZNA抑止力に関係するのか。

仮に全国で悪質な訪問販売業者やオレオレ詐欺グループなどが1000グループあったとします。
私達KIZNAの存在を、業者に認知させることが抑止力発揮の第一歩なのですが1000グループそれぞれに伝える必要はないのです。

A社(社員数20名)この会社に、KIZNAはめんどくさい会社だな、
ここのお客さんには関わらないようにしようと認知されたとします。
この業界は離職率や独立起業率ももの凄く高いです。

半年後A社の元社員がB社を設立(社員数10名)

その1年後、B社の元社員がC社を設立(社員数15名)

このようにほとんどが枝分かれのように増えていく業界ですので
最初のA社に周知徹底することで、
その後増えていくB社、C社にも私達の取り組みが共有され
当初1社20名程度の認知だったものが
短い期間で数社数十名といったように認知件数が増えていきます。

更に、業者同士、グループ同士での情報共有もありますので、伝達スピードはかなりのものです。
悪質業者やオレオレ詐欺などの詐欺グループもいかにリスクを減らしていくかに焦点をあてています。
(変な話ですが、こういった取り組みは一般企業の取り組みと通じるところがあります。)

KIZNAでは4つの柱で抑止力を高めています。

業者側からするとKIZNAに加入しているお客さんはすごく面倒臭く、関わりたくないとてもハイリスクお客さんになります。
私が訪問販売員をしていたらKIZNAステッカーが貼ってある家にはまず営業はかけません。

この感覚を植え付けさせられるかどうかが大事だと思っています。

この一連の認知の流れが積み重なることでKIZNAの強い抑止力となっていっているのです。

今のこのシステム、やり方がゴールではありません。
これからも業者側はどんどん進化してくるでしょう。

KIZNAのセキュリティがどんどん浸透し
消費者センターの被害統計をガクンと減らすことがKIZNAの目指すところです。
「お客様を守る」やるべきことはとてもシンプルです。突き詰めて進化し続けていきます。